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「逃げる」がテーマのマンガ【逃げ上手の若君】第11話 ネタバレと感想

マンガまとめ

 この記事は逃げ上手の若君の第11話のネタバレと感想です。

 ※この貴人はネタバレを含む内容が記載しています。

 

前回のあらすじ

 前回のあらすじはこちらを参考にして下さい。

「逃げる」がテーマのマンガ【逃げ上手の若君】第10話 ネタバレと感想
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ネタバレ

 第11話 「坊ちゃん1333」のネタバレはこちらです。

 

帝からの綸旨

 重労働をさせられる時行。

 「幕府の跡継ぎが何でこんな重労働を・・・」

 諏訪大社の長寿丸として普段から労働しておかあければ敵方に怪しまれてしまうと理由からです。

 狐次郎「来そうな敵方言や貞宗だけどあんだけ大恥かかされたんだ。昨日の今日でそう顔はだせないっしょ。」

 ところが笑顔で貞宗は来訪してきました。

 「待たせたな諏訪の衆!帝からの綸旨が届いたぞ!」

 ※綸旨:命令書のこと

 北条にくみした咎により諏訪湖以北を没収し小笠原領とす。

 「ついにきたか」

 後醍醐天皇は北条に近い武士を徹底に排し自分に忠実なものだけで全国を支配しようとした。

 帝の綸旨に逆らえば朝敵となり周囲の勢力が大義名分を得て一斉に諏訪に攻め込んできます。

 10日以内に退去するように命じられる頼重。

 貞宗はそう言い残して去っていきます。時行を少し気にしながら。

頼重の作戦

 夜。

 「頼重様!!わしらはどうすればいいんですか!」

 先祖の代から苦労して開墾した土地を奪われることに納得できない部下たち。戦しかないと奮い立っています。

 諏訪新党三大将の根津、海野、望月たちも頼重の命ひとつで戦に臨むきに満ちています。

 「・・・悪いようにはしない。今日のところは帰りなされ皆の衆。」

 頼重は皆を返し時行を呼びます。

 時行に依頼をします。

 「風間玄蕃」と名乗る盗人を逃若党に加入するように勧めます。

 仲間にするために時行に説得するように言います。

 「なぜ今盗人を仲間に?」

 むろん能力を買ってのこと。

 「彼を使って貞宗の館から帝の綸旨を盗んで下され。」

 綸旨の発行にはひどく時間がかかっているとのこと。

 紛失させれば相当な時間が稼げましょう。

 「そんな乱暴な」

 時行たちは道理をわきまえた正しい人間。

 だが、これからの世は正しいだけでは本当に正しいことをできないと伝える頼重。

 「邪の者も郎党として使いこなしすべてを備えた大将となりなされ」

 時行は送り出されます。

 時行は支配者の子。王の器が垣間見れると頼重は予想。

 

風間玄蕃

 場所は桔梗ケ原

 さっそく風間玄蕃に探す一行。

 老人が訪ねます。

 「風間玄蕃という人をさがしているのですが」

 次の瞬間に村中の人たちが家に走り帰ります。

 視界に入るすべての家が瞬時に閉じありする警戒度。

 逆に感心する時行。

 「誰も俺には逆らえない敵に回せば地獄をみるからだ。」

 狐面の男が背後に立っています。風間玄蕃です。

 「三里先から俺の名前が聞こえたので来てやった。用件は。」

 自分は長寿丸だと説明し仲間にしたいと伝える時行。

 しかし、正体はばれています。

 「小笠原に売ったらいくらになるか。」

 脅しをかけますが時行はうろたえません。

 頼重を信頼しているように見える時行のことを許せない様子。まずは信頼を崩しにかかろうとします。

 「貞宗に言わない口止め料として500万円、仕事一回につき500万円」

 俺の腕が欲しいのなら金のみが俺とお前をつなぐ糸だ。

 風間玄蕃は過去に「金以外に信じるな!!」と助言されそれを思い出します。

 時行は悩んでいます。

 「金・・・まさか金とは・・・」

 「本当にいいのか?国じゃなくて」

 

 出典 : 逃げ上手の若君 第11話より

 「く・・・に・・・?」

 天下を取れれば旗揚げからの部下には国ぐらい当然と考えていた時行からするとあまりにも無欲にうつりました。

 「君はなんて無欲なんだ!国を求めずに金で済ましてくれるなんて!」

 逆にうろたえる風間玄蕃。

 さすが坊ちゃま資産感覚もお人よしさも桁が違いました。

 

感想

 貞宗が恥をかいたのに次の日には笑顔でまたくるあのハートの強さは間違いなく出世するタイプですね。守護になるのもうなずける。

 また、窮地に立たされた時の頼重の判断も店長という私の立場と重ねてしまいなんか妙な親近感。

 部下が息巻いている中で今後を考えてなにか対策しないといけないプレッシャーってなかなかのものですからね。

 それを奇想天外な方法で打開しようとする頼重は上に立つ人としてふさわしいなと勝手に思ってしまいました。

 また、頼重の「本当に正しいことをするためには少し間違ったこともしないいけない。」という言葉もまさにその通りでいいこといいますやん頼重殿。

 地味に今回の主役は決断力と統率力の高さを見せた頼重の回だったのでは。

 ちなみに3里とは約12キロです。

 いや風間玄蕃耳良すぎ!!

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