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「逃げる」がテーマのマンガ【逃げ上手の若君】第20話 ネタバレと感想

マンガまとめ

 この記事は逃げ上手の若君の第20話 「仏1334」のネタバレと感想です。

 ※この記事はネタバレを含む内容が記載しています。

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 前回のあらすじはこちら。

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ネタバレ

 第20話 「仏1334」のネタバレはこちらです。

時行VS征蟻党頭

 ガコン

 扉を閉める狐次郎。

 「若!俺ら行くけど絶対死ぬなよ!」

 「・・・ああ、ありがとう」

 時行をおいてほかの幹部のもとに向かう2人。

 「一人にして大丈夫かな。若様。」

 時行のことも心配しますが戦況としては敵ひとりに三人を割いている余裕はない状況。

 しかも今のところ吹雪の作戦通りです。

 作戦に説得力があり、教えるのもうまい、剣の腕も抜群。吹雪は才能の塊だと狐次郎はいいます。

 

 密室で対峙する時行と征蟻党頭。

 「いやあ参った!見事に閉じ込められた!」

 笑いながら話す頭。

 村の外の罠といい楠木も真っ青の防衛戦と賞賛しています。

 「ところで二貫文まさか君一人で戦う気かい?」

 「・・・?二貫文?」

 時行は狐次郎や亜也子より品質がいいので一人で二貫文(10万円)の値がつくといいます。

 芸を仕込めば三貫文(15万以上)はいくかとさらに計算します。

 敵の作戦に嵌められたにもかかわらず値踏みを始めている。

 時行は問います。

 村の子の親を全員殺すように命令したのか。何故そんなむごいことを。人売りの外道でも母親を生かすだろうと。

 「良い質問だ。四貫文(20万円)よ」

 親を殺せばその一瞬が心地よく、親を殺して子を売ればその先まで心地よい。

 この先ずっと生き地獄。親と過ごした平和と自由は永遠に戻らない。絶望の人生かわいそう

 そんな思いを巡らせながら売った金で酒を飲むとこころがじんわりみたされて気持ちよく寝れるのだと言います。

 「・・・よくわかった。根っからの外道で良かった。心おきなく命を奪える。」

 買った方が相手の未来を全て奪う。

 「・・・勇敢な子だ。名は?」

 「・・・諏訪大社の長寿丸」

 一人で立ち向かってくる時行に対して敬意を表し商品ではなく武士として相手をすると言います。

 「名は」

 「名前はいろいろ変えてきたが今は瘴奸・・・などと名乗っている」

 「さぞや格別だろう。君を売った金で飲む酒は」

 鍼口鬼 瘴奸入道

 時行の戦いがはじまる。

 

吹雪、狐次郎、亜也子VS征蟻党幹部

 「なんでえ、このガキ大したことないぞ!」

 幹部2人から攻められる吹雪。

 苦戦する吹雪。

 ボっ!

 敵の背後から狐次郎と亜也子の刀が襲います。

 「・・・ちっ。二度目は通じねーか。」

 頭はどこだ聞かれます。

 兵に囲まれて情けない顔で泣いていたと話します。

 それに激怒する死蝋。

 すごい勢いで攻撃してきます。吹っ飛ばされる二人。

 「いっちょ前に大人の真似事か?十年はやんだよガキども」

 死蝋は征蟻党で随一強いという腐乱。

 その場を立ち去ろうとする吹雪。

 「おいどこ行く。今さら逃げんのか?」

 「いえ、さっきの手合わせ判ったので」

 仲間には見せたくないようだから離れてあげようとしたと言います。

 「貴方でしょう?この賊で一番強いの」

 顔が変わる腐乱。

 

鬼心仏刀

 「ははは!逃げがお上手長寿丸殿!」

 作戦は狭い室内を逃げ回り刀が引っかかるのを狙っていると推測される。

 しかし、民家に押し入る賊にとっては室内戦はお家芸。

 長い刀を捨て短い打刀で戦っている瘴奸。

 おまけに狭い室内で逃げ場も少ない。

 追い詰めているのは自分自身だと言われてしまいます。

 

 吹雪とのやりとりを思い出す時行。

 「もし勝てないと思ったら火を倒して天井から逃げて下さい。」

 うまくいけば焼き殺せるかもしれないがこれは次善の策。

 最善は時行が独力で敵の大将を討つこと。

 「・・・本当に私に切れるだろうか」

 心配する時行。

 そんな時行に吹雪はいいます。

 最大の武器は優しさであると。

 戦うより逃げ、押すより引く、攻めるより受けるが得意。それは全て時行がもつやさしさゆえ。

 そのやさしさこそ人を斬るのに最適なのだ。

 

 片手で刀を持ち、もう一方の手を目の前に構える鬼心仏刀の構え。

 「今更拝んで仏さまにすがるのかい?衝撃の事実を教えてあげよう。仏さまはいないんだよ!」

 憎しみで力を込めることなく、菩薩のごとくすくう手心で

 今両者の剣が交わる。

 

感想

 やっと敵の大将の名前が明かされました。

 名前は瘴奸。

 そしてやっぱりくされ外道っぷり。

 ちなみに話の途中ででてきた楠木ってだれ?今度また調べて記事かいてみようかな。

 ついに対峙した両者ですが、意外にもちゃんと武士をしている瘴奸。

 相手に敬意を表すとかいってたし、意外にちゃんとしてますやん。

 次回では鬼心仏刀がついに見れるか。

 

 そしてもう一つ期待できる展開が。敵の中で一番強いのは実は腐乱だった。

 ここで吹雪が見事に打ち取るのか。それとも別展開があるのか。

 楽しみですね。

 ではまた。

 

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