これから人気がでそうなマンガ「逃げ上手の若君」
今までになく「逃げる」をテーマにしたマンガです。
さっそく第7話のネタバレと感想を見ていきましょう。
※この記事にはネタバレを含む内容が記載されています。
ネタバレ
「鎌倉時代は一人の武士がすべてを扱えることが必須だった。」
かっこいい冒頭文句に剣を構える主人公の描写
「へあああ」
ぽいん。藁束に刀が弾かれます。
狐次郎と亜也子も驚いています。
諏訪頼重曰く、時行攻撃中でも常に「すぐ逃げれる」準備をしているとのこと。
五大院の時のように条件がそろえば力を込めて刀は触れるが普段はダメなようです。
狐次郎は腰を入れて振る鍛錬をするべきと提案するも、頼重に却下されます。
理由は攻撃の筋力を鍛えすぎると逃げ筋が衰えてしまうから。
亜也子「逃げ筋って何?!」
亜也子も思わずつっこみます。
刀に比べて弓はそこそこ筋がいいようです。時行の父(北条高時)が弓競技を見るのが好きでやらされていたよう。
頼重「まずは弓を伸ばしましょう。」
さらに、頼重は逃げながらも敵を倒す術を覚えさせたいようです。
考えているとそこに小笠原貞宗が訪ねてきます。
小屋に隠れながら見守ることにする主人公たち
貞宗「これはお久しゅうござる」
貞宗は自分が信濃守護についたことを伝えに来ます。すなわち頼重たちに命令を下せる立場になりました。
貞宗「北条一族をかくまっているならお渡し願いたい」
この質問に頼重はとぼけます。
貞宗は目がいいので怪しげなところはすでに見えていました。
木の裏に隠れる武士2人、小刀を握る老人、小屋の格子から除く童達
ひとまずは挨拶だけとのことで一旦引こうとしますが弓を構える貞宗。
貞宗「耳の裂けた鹿がとれると縁起が良いそうですな」
そして、弓は栄の耳を貫きます。
幸いにも栄の耳は縫えば治るとのこと。
時行たちは貞宗の行いに怒りを覚えます。
時行自身も「目玉いっぱいに性格の悪さが詰まった男」と表現します。
時行「ただ、弓だけは・・・本当に美しかった」
この素直さに頼重も感動します。
そして、頼重は時行に新たなお題を与えます。
それは隠れ鬼です。
目的は2つ。絶対に招待を悟られないことと弓の技術を盗むこと。
そのお題に対して胸を躍らせる時行でした。
感想
やっぱり逃げ上手の若君は読みやすくて面白いですね
時行様は逃げ筋が発達しているようで。
いつかはその逃げ筋を攻撃力に変えるくだりはありそう。
ほんで貞宗目玉ぎょろっとしすぎやろぉ
あきらかに悪者オーラがありすぎて逆にすがすがしい。このわかりやすい描写もこのマンガの特徴ですね。
しかし、貞宗悪い顔してるね。君。逃げ若界の香川照之ですよ。
そんな、貞宗に対して私が思ったこと服おしゃれやな!!です。
え?それ思ったの僕だけ?弓引くため?の片腕に着けてる模様もなんかおしゃれやし、やっぱり貞宗おしゃれさんやん。なんなんだよこいついったい。気になっちゃうじゃないの。
栄はいい奥さんになります。断言します。栄はいい奥さんになります。(2回目)
耳射貫かれて「騒ぐほどの傷じゃない」と笑ってたってなんて度量と気遣いの女なんだ。クロちゃん見習ってほしい。
時行は意外に相手をディスる才能ありそう。「目玉いっぱいに性格の悪さが詰まった男」っていい表現するじゃないの。そんな表現なかなかでないよ。今後の時行の悪口にも注目。
というわけで時行がラッパーの才能を見せた回となりました。
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