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呪術廻戦 第145話 「裏」 ネタバレと感想

マンガまとめ

 呪術廻戦145話のネタバレと感想の記事です。

 ※この記事にはネタバレを含む内容が記載されています。

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ネタバレ

 145話 「裏」のネタバレはこちら。

天元の条件

 「私には挨拶なしかい?天元」

 九十九が問う。

 それぞれが天元の異形の姿を見ておどろく。

 「君は初対面じゃないだろう。九十九由基」

 「なぜ薨星宮を閉じた。」

 天元が閉じた理由は羂索に九十九が同調しているためでした。

 天元はあらゆることは知っていても人の心はわからないといいます。

 「羂索?」

 羂索とはかつて加茂憲倫、今は夏油傑の肉体に宿っている術師のことです。

 「慈悲の羂、救済の索か・・・皮肉にもなってないね」

 虎杖「天元様はなんでそんな感じなの?」

 不死であって不老ではない。500年たてばこうなると天元は伝えます。

 11年前に星漿体との同化に失敗してからは廊下は加速し個としての自我は消え天地そのものが天元の自我になったのだとう。

 11年前のあのときに変わりの星漿体がいたわけではなかったのです。

 「どうりで声が増えないわけだ」

 「すみません。」「僕たちはその羂索の目的と獄門疆の解き方を聞きに来ました」

 「勿論・・・と言いたいところだが1つ条件を出させてもらう。」

 その条件とは乙骨、九十九、呪胎九相図この3人のうち2人は残り護衛をしてもらうという内容。

 「護衛・・・?不死なんですよね。」「封印とか危惧してるんですか?」

 「フェアじゃないなぁ。護衛の期間も理由も明かさないのか?」

 「・・・では羂索について語ろうか」

 天元はそのまま話し始めます。

羂索の目的

 「あの子の目的は日本全土を対象とした人類の進化の強制だ」

 以前に無為転変で日本全土を全員術師にしなかったのは単純に呪力不足。

 術式で一人一人進化を促すのはあまりにも効率が悪い。

 そこで羂索がとる進化手段は人類と天元の同化でした。

 しかし、天元との同化は星漿体としかできないはずです。

 「11年前に進化を始めた今の私なら星漿体以外の同化もできなくもない。」

 天元は1人なのでどうやって複数の人間と同化するのか問う脹相。

 理由は天元が天地そのものになりつつあるために可能になっているのだという。

 同化した人間は術師という壁すら超える。そこにいていない新しい存在になるのだという。

 結界術がある天元だからこそ形と理性を保てているが、人類が進化しその内の一人でも暴走を始めたら世界は終わるという天元。

 九十九「何故」

 個としての境界線がなく悪意の伝播は一周。一億人分の穢れが世界に流れ出る。先の東京が世界で再現される。

 「なんのためにそんことすんだよ」

 「さぁね。私に人の心までは分からない」

 同化を天元が拒否すればいいのでは疑問に思う真希。

 しかし、拒否はできません。

 なぜなら進化した天元は組成としては人間より呪霊に近い。

 「私は呪霊総操術の術式対象だ」

 全員が騒然とします。

 相手の実力を考慮すると接触した時点で取り込まれるかもしれないとの見解です。

 そのため薨星宮はすべてを拒絶し乙骨たちに護衛を頼んだのです。

 「何故今なんだ」

 1000年術師をやっているのに何故今なのか。

 「天元」「星漿体」「六眼」これらは全て因果でつながっている。

 過去に二度六眼に敗れている羂索。

 二度目は星漿体も六眼も生後一か月以内に殺した。

 それでも同化当日に2人は現れた。

 その後、抹殺ではなく封印に方針を変えた。六眼は同時に2人は現れないため。

 「だが11年前に予期せぬ事が起こった。禪院甚爾の介入だ」

 天与呪縛によるフィジカルギフテッド。その中でも特異な完全に呪力から脱却した存在。

 呪縛の力で因果の外に出た人間が運命を破壊してしまった。

 そして、呪霊相操術を持つ夏油。

 意図せずに獄門疆以外のピースがそろった。

 その獄門疆も六年前に手に渡った。

 「じゃあ死滅回游は何のために行われるんですか?」

 「同化前の慣らしだよ」

 星漿体以外の同化は不可能せはないが現時点では高確率で不完全なものとなる。

 死滅回游でこの国の人間を彼岸へ渡す儀式としている。

 これだけの儀式を成立させるには羂索自身も相当の縛りがあるはずと推測する天元。

 その1つとしてゲームマスターは羂索ではない。だがこの縛りは不利に働く。なぜなら羂索を殺しても死滅回游はおわらないから。

 そために、伏黒たちがねらうのは死滅回游に参加してルールを追加することです。

 五条悟の解放も並行で行います。

 

獄門疆の解き方

 天元に獄門疆の解き方を聞く虎杖。

 「その前に誰が残るか決めてくれ。」

 名乗り出たのは九十九と脹相でした。

 虎杖には乙骨か九十九の協力が必要になるめ自分が残るといった脹相。また、お党たちの救済としても加茂憲倫の命を狙います。

 九十九は天元とまだ話がしたい様子。

 「ありがとう・・・これが五条悟の解放そのために必要な獄門疆 裏だ」

 獄門疆には裏門のようなものがありました。

 裏門を封印することで表の気配を抑えていたが結局見つかってしまいました。

 裏門にも五条悟は封印されています。

 しかし、開門の権限は表の所有者のみこれを開けるには「天逆鉾」か「黒縄」が必要。

 その二つは五条悟自身が壊してしまっていました。

 「手はあるんだろう」

 「ああ」

 死滅回游に参加している天使を名乗る千年前の術師がいる。

 彼女の術式はあらゆる術式を消滅させる。

引用 : 呪術廻戦 第145話より

 

感想

 今回は会話多めの回でしたね。

 気になったのは天元は星漿体と同化できなかったことをきっかけに進化したといってたけどほんとに進化なのか?

 老化が進むことによって何か不都合がありそうな気がするけども。

 例えば結界が弱くなるとか。

 そしてまたまた伏黒父現れましたね。

 これは今後の再登場の伏線として使われそう。

 運命の輪の外から何かしてくれるんではないでしょうか。

 個人的には伏黒と伏黒父の会話シーンが見たいのでうれしいですね。

 それではまた来週。

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