この記事を読むとこんなことがわかります。
①家具や家電の配達の時に気にしておくべきこと。
②配達時に万が一壁や床にキズがついてしまったときの対応と流れ
楽しみにしていた家具がいざ配達。
設置してもらったはいいが壁を見るとキズが付いていた!
そんなときはどうしたらいいのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
書面で残す
配達時にキズをつけられてしまったのが判明した場合は必ず書面で残すようにしましょう。
どの業者もお客様ごとの配達管理書類のようなものがあることが多いです。
通常であれば家具等を設置してもらった場合は、最後に配達完了のサインをお客様が記入します。
ひとまず完了のサインをすることになるとは思いますが、その書類に「壁にキズ有」や「床に打痕あり」等の記載をしてもらいましょう。
配送員と話した内容やキズの箇所などはできるだけ書面で残しておきましょう。
業者との間で言った言わないの問題が発生したときに対応してもらいやすくなるので、書面で残すことはとても重要です。
忘れずに記載してもらいましょう。
例 : 玄関入ってすぐの床に3cmキズあり等
写真に残す
現場の写真は残しておきましょう。
床や壁にキズをつけた場合(以下、家屋事故という)はどのような補償内容になるのかは配送員では判断できないことが多く、改めて担当者から電話があることが多いです。
状況によっては電話で話しが終わる場合もありますし、現場検証しに上司のものがお客様のお家に行く場合もあります。
現場検証に来る場合は後日になることもあるので、家屋事故が発生してしまった状況と検証にきたタイミングで現場状況が変わってしまう場合があります。
そのため写真で当時の状況を記録しておくのは今後のやりとりがしやすくなりますので写真に残すようにしましょう。
写真に残す際は、全体が見える遠目の写真、キズとその付近の状況がわかる中間距離の写真、キズの詳細がわかる近距離の写真の3枚は必ず撮っておきましょう。
光の加減等で見え方がかわる場合もあるので角度を変えて写真を撮っておくこともオススメします。
現場を動かさない。触らない
上記にもあるように、家屋事故が発生した場合は配送員では今後の対応などの判断が難しいことがあります。
時間をおいて別の担当者が来た時に発生した通りの現場でないと検証ができなかったり過失を認めないこともでてくるので現場は動かさない、触らないが原則です。
万が一動かしてしまった場合は正直にどのように動かしたか説明しましょう。
動かしたのに動かしていないと変に嘘をついてしまうと逆に疑いをかけられてしまい、話しがスムーズに進まない場合があるので注意して下さい。
配達前、配達中、配達終わりはきちんと確認してサイン
これは一番大事かもしれないですね。
「配達前」に家の状態を可能であれば確認しておきましょう。
実は最初からキズがついていた場合もあります。業者と不要なトラブルになることを防ぐには家の現状を知っておくといいでしょう。
「配達中」もどのように搬入しているのかを確認しましょう。
経路を見ておくことで確認する場所が明確になりますからね。
最後に「配達終わり」これが最終確認です。
問題なければサインをして完了しましょう。
サイン完了後にキズに気づいた場合
完了のサインをしたものの、配送員が帰ったあとにキズや打痕を見つけた場合はどうしたらいいのでしょうか。
残念ですが、完了のサインをしてしまったあとに連絡を入れても基本的には対応してくれないことが多いです。
やはり一度配送完了のサインをしてしまうと「問題がありませんでした。」という証明になってしまいますからね。
また、配送が完了して時間が経ってからキズを見つけて連絡した場合もそのキズが配送時に付いたものか、生活の中で付いたものか判断するのが難しくなってしまいます。
良心的なお店であれば、後日に連絡があったとしても現場検証などを行いキズの立証などをしてくれる場合もありますが実際のところは難しいでしょう。
そうならないためにも、配送時のキズ等の確認はしっかり行ってからサインをしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
楽しみにしていた家具が届くときに家にキズが付いたりしてしまうととても悲しいですよね。
しかし、配達がある以上は家屋事故の危険は少なからず発生します。
実際に家屋事故が起こったときに適切な対応ができずにあたふたしたり、泣き寝入りすることがないように事前に正しい知識や対処法を身に着けておくことは大事です。
少しネガティブな内容になってしまいましたが、トラブルが起こったときに必要以上に落ち込むことがないようにこの記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。
より良いインテリアライフを!
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