この記事を読むとこんなことがわかります。
・自分で家具を補修する方法。
・結局業者に出すといくらぐらいかかるのか。
こんにちは。
長い間愛用していた家具にキズがついてしまうと悲しいですよね。
そんなときはもしかしたら自分で補修できるかもしれません。
実はやり方は意外に簡単です。
道具さえあればだいたい10分くらいできるかと思います。
ご自身で家具の補修を考えている方がいましたらぜひ参考にしてください。
では、さっそく紹介していきしょう。
自分で補修する方法
それでは自分で補修する方法を紹介します。
方法はいくつかあります。
実際に私も使ってるいる方法としては「補修ペン」「補修クレヨン」「パテ」「マッキー」の4つの方法です。
1つずつ見ていきましょう。
・補修ペン
最も手軽でオーソドックスなやり方です。
手順としては
①下地用として薄い色で塗る。
②乾いてから少しずつ濃いめの色で色を重ねる。
③上から指などで軽くこすってなじませる。
④「①②③」を繰り返す。
です。簡単ですね。
塗るときのコツとしては、
・木目に沿って筆をなぞる。
・べたべた塗るのではなく軽くタッチするように色をのせる。(べた塗すると色が乗りづらいため)
・色は1色のみ使うのではなく複数使い複雑な色味にする。
参考になる動画があったので記載しておきます。
【簡単】家具のキズを補修する方法/How to/DCMチャネル – YouTube
商品としては「住まいのマニキュア ミニ 10色セット」が初めての方にはオススメです。
こちらはアルコールペンタイプなので色のノリが油性に比べて強くないです。
その分、間違って塗った場合は強くこするととることができます。
色を強く載せたい場合は油性系の補修ペンを選ぶのもいいでしょう。
・補修クレヨン
補修ペンでは対応できない大きなかけなどは補修クレヨンを使いましょう。
使い方としては
①ドライヤーやライターでクレヨンを温める。
②補修箇所に塗る。
③固まったらヘラなどで無駄な部分をとる。
④「①②③」の繰り返し
こちらの塗るときのコツとしては
・複数の色を混ぜて使う。
・木目に見えるような色の混ぜ方にする。
・ヘラでなじませたときに特有のテカリがでるのでスチールウールで軽くこする。
・補修ペンも併用して使う。
参考になる動画はこちらです。
【簡単】家具のキズを補修する方法/How to/DCMチャネル – YouTube
商品としては色も豊富な「かくれん棒 ミニ 10色セット」をオススメします。
・パテ
パテを使うときはクレヨンでは埋めることができないかなり大きな隙間や穴埋めの際に使います。
私自身としてはあまりパテ埋めはしないことが多いです。クレヨンで対応している感じです。
使い方としても基本的にはクレヨンと同じような使い方です。
参考動画はこちらをどうぞ。
【DIYで仕上げにこだわるなら?】パテの使い方を実演します【津田工務店チャンネル#30】 – YouTube
・マッキー?
はい!でました!
家具を補修するうえで実は結構使われているマッキー。
油性マジックなので色乗りはとてもいいです。
また、濃いめの家具のちょっとしたキズなどは黒マッキーを上から塗って指でなじませるだけでほとんどの場合対応できちゃいます。
マッキーはお家に置いている場合もあるかと思いますので一度試してみてはどうでしょうか。
※マッキーはもちろん油性マジックですので、塗るとふき取ること難しいです。ご使用される際はお気をつけください。
業者に依頼する場合
では業者に依頼すると金額はいくらぐらいかかるのでしょうか。
まずは業者に依頼する場合は基本的に次の方法があります。
・購入店に依頼
一番簡単な方法ですね。
お店に電話して購入履歴を確認してもらい見積もりを出してもらうケースです。
ただ、高級家具屋さん以外はほとんどの場合は修理・補修不可との回答になるかと思われます。
理由としては、基本的にはどの家具屋さんもメーカーさんから商品を購入して店頭に並べているだけなので、そもそも修理や補修をする工場などは持っていません。(大手チェーン店系の家具屋さんではオリジナル商品を開発している場合もありますが、ほとんどが中国で生産しているのでこちらも修理はできなことが多いです。)
メーカーさんに頼めばいいのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、こちらに関してはも一部オーダー品など以外は修理不可のところがほとんどです。
メーカーさんにしても、自社の工場や工房を持っていないケースが多く海外の工場に大量生産している場合や修理等のコスト面でお断りしているケースもあります。
有名なメーカーさんでいうとカリモク家具さんなどは自社で工場を持っているので修理等の対応はしてくれますが、金額結構高いです。
【公式】カリモク家具ホームページ|karimoku|木製家具国内生産メーカー
また、カリモク家具さんなどもそうですがメーカーさんは自社の家具しか修理を受けてくれません。
これは私がしっている限りはどのメーカーさんもほとんど同じ対応です。ご注意ください。
また、修理内容にもよりますがソファの修理などであれば10万以下の商品に関しては新品を購入するよりも修理代金の方が高くなるケースがほとんどだと思います。
修理は、商品の回収、修理工場までの輸送経費、商品の解体・ばらし作業、組みなおし・補修作業、商品を販売店に戻す輸送費、お客様宅への配送費など最低でもこちらのコストがかかってきますので割高になるケースが多いです。
・修理業者に依頼
販売店での対応が難しい場合は修理業者に依頼する流れになるでしょう。
ただ修理業者に依頼した場合も新しい家具を買い替える場合と比べて同額以上になる場合が多いです。
修理業者の探し方はインターネットで「家具 修理 (都道府県)」などで調べれば出てくるでしょう。
実際の金額は見積もりを出さないとわからないことがほとんどです。修理を依頼する場合は業者に連絡いて見積もりをだしてもらいましょう。
商品の構造や選ぶ生地によって金額はピンキリですが、1つの目安として3人用ソファの生地の張替えは最低でも下記の金額になるかなと思います。
3人用ソファそう張り替えのそれぞれの金額例
・ファブリック生地 8万~
・合成皮革 8万~
・本革生地 20万~
(※あくまで目安です。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
家具にキズがついてしまった場合の補修方法の紹介でした。
家具の補修というと専門的な技術や知識が必要になるイメージがあるかもしれませんが案外簡単にできる場合もあります。
また、商品自体の金額にもよりますが基本的には自分で補修するか新しく購入する方がコスパはいいでしょう。
自分で補修を検討されている方にこの記事がお役に立てれば幸いです。
ではまた。
コメント