この記事は逃げ上手の若君の第16話 「心配1334」のネタバレと感想です。
※この記事はネタバレを含む内容が記載しています。
前回のあらすじ
前回のあらすじはこちらです。
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ネタバレ
第16話「心配1334」のネタバレはこちら。
未来見えない期
諏訪湖一面の雪景色。
幕府滅亡から半年がたち時行は諏訪船腹生活初めての新年を迎えた。
全国の混乱は一応の小康状態となっていたが小競り合いは続いていた。
当然諏訪もずっと平和であるはずもなく。
朝を迎え頼重が目覚める。
「あ・・・来ちゃった。未来見えない期」
新たな刺客
信濃守護館。
貞宗に呼び出される1の男。
その男は昔悪党として鬼のごとく恐れられていた。
新たな土地を手に入れた貞宗は新たな豪傑をさがしていた。
上り調子の貞宗に仕える道を選んだのだその男は言う。
「諏訪の領地をじわじわ奪えとのご命令。我こそ適任と思います。奪うことは我が生き甲斐でございます故」
助房はその男を信用していない様子。
「あの気配・・・武士ではなく賊のものです。」
「我が家中には剛の者が足りぬ。武士の常識にとらわれていてはこの乱世は勝ち抜けぬわ」
貞宗は時行や玄蕃にやられたことを考えているようです。
偵察
貞宗が不穏な動きをしているという情報が。
北の国境で敵兵が様子をうかがっていると。
北の偵察が必要です。
しかし、貞宗は新たに土地を得たことによって来たと西から諏訪の挟み撃ちが可能となっていました。
頼重は今未来みえない期です。
「まずいな~こんな時に問題起きないでほしいのだが」
「あの、われら逃若党で偵察に行ってきましょうか。」
「?!」
この提案に皆が賛成です。未来がみえない頼重は除いては。
「子供だけの方が警戒されないし、私の逃げ足は貴方が一番知っているはず。」
頼重以外は時行が向かうことに賛成ですが、頼重はとにかく行かせたくありません。
「途中で野党に殺されたら血筋が絶える。」
「道に迷って遭難したら血筋が・・・」
「ナメクジ食べて規制中が・・・色っぽい女で鼻血で・・・崖から・」
「さっきから何なの?!」
頼重では埒が明かないために盛高に確認をとります。
盛高はこれが最善だろうと許可をだします。
「待って!実は時行様は逃げ上手じゃないし!逃げることに興奮を覚えるド変態なだけだし!」
そんな頼重はほっといて偵察に向かう一行。
偵察は身軽な方がいいと提案する狐次郎ですが、あの手この手で頼重がいろいろと重装備させようとします。
またまた無視される頼重。出発する一行。
「全くなんなんだあれは」
たまにそうゆう状態になることを伝える雫。
不安そうになったり、怒りっぽくなったり、水飲むだけで太ったり、酸っぱいものばかり食べたり。
「赤子でもできたのか」
ただ、心配する頼重の様子をうれしく思う時行。
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諏訪領の北端 中山庄。
ギリギリ日暮れまでについた時行たち。
今のところ平和そうです。
作戦の確認を行う雫。
情報をまとめて諏訪大社に帰って報告する予定。
作戦会議中に背後から気配が。
「ギイイン!」
狐次郎と亜也子が敵の攻撃を防ぎます。
そこには二刀の青年が。
「・・・なんだよこの村。すでに敵方に落ちてんじゃねーか」
感想
さて。新章始まりましたね。
年号かわって1334年になっております。
しばらく貞宗との戦いが続きそうな雰囲気です。
新たに現れた新敵もなかなか手ごわそうです。
貞宗は玄蕃にやられたことを反省して賊のものを味方に入れるという決断をしています。
なかなかいい判断しますね。視力はいいのに見る目がない貞宗ですが、この決断は吉と出るか。
あとは、頼重の未来見えない問題。
これは今までのように一時的なものなのか。はたまた今後見えなくなるのか。
未来見えるは結構なチートなので今後はどんどん見えなくなっていくのかもしれませんね。
しかし、新展開の逃げ上手の若君。
今後の展開がますます楽しみです。
ではまた。
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