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【最新版】呪術廻戦 30代男性が選ぶ完全主観的名言ランキング

マンガまとめ

 はい。どうも。

 マンガ大好きなおっさんです。

 おっさんになってくると多少は人生経験も増えます。

 

 そんなおっさんがはまった今話題沸騰空前絶後のマンガ「呪術廻戦」

 ゴリゴリのバトル系マンガで個性豊かなキャラクターが多数存在しています。

 そんなキャラクター達が発する言葉は人生の金言ともいえる名台詞が存在します。

 呪術廻戦ってバトル系マンガでありながら言葉選びのセンスがとんでもないんです。

 言葉選びだけじゃなくて、そのキャラクターの背景の見せ方も繊細に描写されているのでより深みが増しています。

 

 それではさっそくみていきましょう!名ゼリフランキング!!

 領域展開!!!

1位 第58話 死ぬときは独りだよ(五条悟)

出典 : 呪術廻戦 第58話より

 

 最強術師五条悟が伏黒恵に言った言葉。

 五条悟と伏黒は稽古をしていました。虎杖に先を越されて焦る伏黒。

 実力やポテンシャルは虎杖に遜色ないのに劣ってしまうのは意識の問題だと話す。

 「本気の出し方知らないでしょ。」

 そのことに対して少し怒りをあらわにする伏黒。

 術師との連帯を意識している伏黒に五条悟が言った言葉が

 

 「死ぬときは独りだよ」

 

 そして、「死んで勝つ」と「死んでも勝つ」は違うとも説明。

 「本気でやれもっと欲張れ」

 この言葉を思い出し伏黒は領域展開を取得することになります。

      

 「死ぬときは独りだよ」本当にその通りだと思います。

 この言葉は救いの言葉でもあり、すごく残酷な言葉でもあると思いませんか。

 死ぬときは結局1人だったら、今まで積み上げてきたものって意味なくね?とか結局1人ならどれだけ辛くても最後は1人になれるとか。

 捉え方は人それぞれだと思いますが僕はこの言葉は救いの言葉だと考えています。

 あなたはどっちですか。

 

2位 第5話 懸けられるわ。私が私であるためだもの(釘崎野薔薇)

出典 : 呪術廻戦 第5話より

 虎杖に何故呪術高専に来たかと聞かれたときに答えた釘崎野薔薇の言葉です。

 

 五条悟からの依頼により、虎杖と呪いを払うために廃墟に向かう釘崎。

 呪いの強さは4級程度でしたが、その呪いは知性がありました。

 子供を人質として取られてしまう釘崎。

 そのために、武器を捨てさせられてしまいますが運よく虎杖が壁をぶち破って助けにきます。

 呪いは無事退治し、子供無事でした。

 流れで虎杖は何故高専に来たのか聞きます。

 理由は「田舎が嫌で東京に住みたかったから!!」です。お金のことを気にせずに上京するにはこうするしかなかったのと言います。

 あきれる虎杖。そんな理由で命かけれるのかと問う。

 そのときの言葉が

 

 「懸けられるわ。私が私であるためだもの」

 

 釘崎はほんとに自分の意志が強い人物だと改めて思わされる言葉ですね。

 このシーンの好きなところは理由のしょうもなさ。「田舎が嫌だったから」って (笑)

 でも、この言葉には色々な意味が実は含まれています。

 それはのちのちわかることですが、あえてこの言い方をする釘崎のいさぎのよさというかなんとうか。

 ちなみに、このシーンでは最後に子供にもお礼を言っています。「私が死んでも私だけ生き残っても明るい未来はなかった。ありがと。」

 自分の価値観が強い釘崎ですが他人のことも本気で考えられるところも釘崎のいいところです。

 そんな釘崎らしい言葉がノミネートしました。

 

3位 第30話 悔いはない(七海健人)

出典 : 呪術廻戦 第30話より

 真人VS七海の対戦時のワンシーン。

 真人が死に直面したことにより会得した領域展開「自閉円頓裹」

 七海は領域展開に対抗する術がありません。死を覚悟する七海。思い出す風景。

 

 前職ではよくパン屋に行っていました。

 「好きなんですか?カスクート」

 パン屋の店員が話しかけてきます。

 「あ、いや、はい。」

 そっけない返事の七海。店員に低級の呪いがついていますがそれも無視してパン屋をあとにします。

 金のことだけを考えて仕事をする日々。そんな日々に疑問を持ちつつもまたパン屋へ行きます。

 そして、またあの店員。呪いのせいで少し疲れています。

 少し話をした2人。そして、低級の呪いを払う七海。症状が改善されお礼をいう店員。

 「ありがとー!!また来てくださいねー!!」

 生き甲斐とは無縁だと思っていたが七海はその言葉に動かされ再び術師になることを決めます。

 

 領域展開した真人が繰り出す無為転変。

 真人はいいます。今はただ君に感謝を。

 七海は答える必要ないと。それは大勢の方からもらったから。

 「悔いはない」

 

 このシーン何が好きかというと死を確信してからの七海の回想でてくるパン屋とのやりとり。

 店員さんめっちゃ可愛いのはもちろん高ポイントなんですけど、七海という人間の描き方が最高に好きなんです。

 七海は実は生き甲斐や正義感のような熱い部分を持ってるタイプの人間です。

 ただ、理性が強すぎるためにそういった側面を持っているのに、自分では気づいていないという描写の描き方が好きなんですよね。

 最後に真人に言った「感謝は大勢の人からもらった」ていう回想の場面もパン屋の女の子一人しか思い浮かべてないのも表現の仕方としてすごい繊細に思います。

 たぶん七海はあの女の子のことが好きで、でもそれは自分では気づいていないのでしょう。

 てか、絶対好きだよねこの描写は!

 何故好きかどうかわかるのかって?

 そりゃ呪術師になった理由や死の間際にその子のことを想ったのなら理由としては十分でしょ。みんな死ぬときは好きな人思い出すでしょ?

 え、私だけですか?私と七海がおっさんだからですか?

 

4位 第125話 悪くなかった!!(釘崎野薔薇)

出典 : 呪術廻戦 第125話より

 真人と戦っていた釘崎が言った言葉。

 

 真人の魂操作の能力により自分の死を悟った釘崎。

 田舎で済んでいた昔のことや自分の大切な人たちを思い浮かべます。

 釘崎は信念が強く自分にとって大切な人で心をいっぱいにしたい人間。

 今のところ釘崎の心の席には空席がいっぱいです。しかし、大切な人の席もきちんとあります。

 死をさとり、人生を振り返った結果虎杖に言います。

 

 「みんなに伝えて。悪くなかった!!」

 

 「いい人生だった」ではなく「悪くなかった」という言葉が釘崎の人間性を現していますね。

 釘崎は自分の思いを素直に表現するタイプの人間ではありません。田舎での経験などからも嫌な思いもたくさんしています。

 しかし、自分以外の人間のことを自分以上に大切にできる人間でもあります。

 そんな釘崎からでた言葉。

 みんなに伝えてというところも彼女らしい言葉ですきです。

 

5位 第3話 生き様で後悔したくない(虎杖悠仁)

出典 : 呪術廻戦 第3話より

 夜蛾との面談時にでた虎杖の言葉。

 

 入学試験のために夜蛾学長と面談をする虎杖。

 夜蛾は虎杖に聞きます。「何しにきた?」と。

 「何故呪いを学ぶ?学んだ先に何を求める?」と。

 虎杖はじいちゃんからの人を助けろという言葉を思い出し、遺言だからと答える。

 その答えに夜蛾は納得できずに、他人の指図で動くのかと少し怒る。

 「自分が呪いに殺された時もそうやって祖父のせいにするのか?」

 嫌なことを言われるが改めて考える虎杖。

 運動、喧嘩など常に人並みに以上にできた虎杖。しかし、俺にしかできないと思ったことはない。

 しかし、宿儺を喰うということは自分にしかできないこと。自分にしかできないことから逃げるのはゴメンだ。

 「自分が死ぬときのことは分からんけど、生き様で後悔したくない。」

 

 芥見さんは言葉遊びがうまいよなぁ。夜蛾は死ぬときに後悔しない術師はいないと断言したあとの虎杖のこの言葉。

 矛盾しそうで矛盾しない絶妙な言葉選びがうまいと思いました。

 死という結果ではなく、生きざまという過程のほうが大事だということなのでしょう。

 虎杖のまっすぐな人間性も現した素敵な言葉がいいですね。

 

6位 第41話 テメェの人生は仕事かよ(釘崎野薔薇)

出典 : 呪術廻戦 第41話より

 学校対抗の試合中のワンシーン

 釘崎VS西宮の戦いの最中にで一言。

 

 西宮は禪院家に生まれた真依の苦労をしっています。

 「禪院家に非ずんば術師に非ず術師に非ずんば人に非ず」そんな家に一生仕え、蔑まれて生きている真依。

 自分たちが当然のように享受している環境を手にするのに真依達がどれだけ苦労してるか。

 そのために、「完璧」以上の者を求められているのだと話す西宮。

 それにたいしての釘崎のことばが

 「完璧も理不尽も応える義務がどこにある?テメェの人生は仕事かよ」

 

 周りの環境のせいにすることなく自分は自分だと強く思っている釘崎だからこその言葉。

 自分の価値観に強い信念を持っている釘崎はやっぱりかっこいいですね。

 

7位 第78話 俺が救えるのは他人に救われる準備があるやつだけ(五条悟)

出典 : 呪術廻戦 第78話より

 五条悟の言葉です。

 

 ある村での出来事をきっかけに夏油は非術師を全て殺すことを決めます。

 その事実が発覚し対峙する五条と夏油。

 会話の中で夏油を救おうとする五条だったが、それは望んでいない夏油。

 最終的には「殺したければ殺せ。それには意味がある。」と一方的に拒絶されてしまいます。

 術式を発動させようとするも結局見逃してしまう五条。

 その後の夜蛾との会話で最強である五条から出てきた言葉。

 

 「俺が救えるのは救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ。」

 

 最強に成ったハズの五条でしたが何でもかんでも望みが叶うわけではないと悟ります。

 この出来事があったからこそ後輩育成に力を入れていくのでした。

 

 上記の言葉は本当にその通りで現実世界でも同じことを体験する場面が多いと思います。

 こちら側が救いたい相手がいたとしても、相手側が救ってほしいと考えていなければ救うことができないでしょう。

 そう考える個人ができることなどちっぽけで何も意味がないように思えてしまうこともあります。

 でも、もしも、万が一、誰かが救いを求めてきたときには全力で応えられるようになりたいものですね。

 そのためには相応の強さも必要。

 だって、助けを求められたら助けてあげたいでしょ。

 自分の力が足りずに助けられないのは、そんなのはいやじゃあないですか。

 

8位 第24話 命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い(虎杖悠仁)

出典 : 呪術廻戦 第24話より

 虎杖と吉野順平との会話のワンシーン。

 

 順平は真人と出会い呪いの能力を授かります。

 その中で、真人の考えにもある程度の共感を覚えてしまいました。イジメを受けている順平にとって真人の極端な考え方、命に価値や重さなんてないという考えに惹かれてしまいます。

 そんな中で虎杖とも出会う順平。

 「人を殺したことはある?」

 順平の問いに「ない」と答える虎杖。悪い奴と戦わないといけない場合は殺すのかという問いに対しても「それでも殺したくはない」と答える。

 一度殺してしまうと生活に入り込んでしまうのが怖い。

 「命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い」

 

 この言葉は命にかかわらず日常生活にも当てはまる言葉だなと思います。

 嘘にしても、ちょっとした悪さにしても。一回やってしまうと生活に入り込んできて、今までの価値観が崩れそうになる恐怖。

 たいていこういった場合は1回してしまうと罪悪感の意識がどんどんなくなります。

 そして、何が正しいのかわからなくなる。虎杖はそれを恐れていたんですね。

 呪術廻戦はこういった人生の勉強になるような名言もたくさんあります。

 

 お酒・・・控えるかな

9位 第9話 不平等の現実のみが平等に与えられている(伏黒恵)

出典 : 呪術廻戦 第9話より

 伏黒VS宿儺でのワンシーン。

 

 圧倒的な力を持つ宿儺。虎杖が意識を取り戻す前に、心臓をもとに戻させようとする伏黒。

 しかし、あまりの実力差にその狙いもなかなかうまくいきません。

 宿儺は伏黒に「つまらんことに命を懸けたな。この小僧にそれほどの価値はないのに」と言われます。

 伏黒は虎杖に自分が助けた人間が将来人を殺したらどうするかと聞いたことがあります。

 「じゃあなんで俺は助けたんだよ」

 そのときは答えられなかった伏黒。

 

 「不平等な現実のみが平等に与えられている。」

 

 津美紀は疑うことのない善人でした。

 誰よりも幸せになるべき人だった。

 それでも呪われた。

 少しでも多くの善人が平等を享受できるように「俺は不平等に人を助ける。」

 これが伏黒の答えでした。

 

 芥見さん得意の言葉遊びですね。矛盾しそうな言葉だけど的を得ています。

 たしかに世の中平等ではありません。世間では「世の中平等説」を唱えていますがそんなわけはありません。

 生い立ち、外見、性格、天災、その他多くの不可抗力により不幸は訪れたりします。

 そんなときはいつだって突然で理不尽なものです。間違いなく平等ではない。

 でも、上記の言葉は本質をとらえているように思います。

 個人的には結構好きな言葉として残っていますね。

 あと、この言葉の後に津美紀が言う「誰かを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたいの」っていうのも名言です。

 

10位 128話 その人が守られたいのハ俺じゃなかったかもしれないのニ(メカ丸)

出典 : 呪術廻戦 第128話より

 三輪に対して言ったもう死んでしまったメカ丸の言葉。

 

 メカ丸は呪力をあげるために体を自由に動かすことのできない縛りがありました。

 真人の能力で自由に動ける体を手に入れます。

 メカ丸の夢である、仲間と一緒に過ごすということを実現するために。

 そのため真人と契約をしスパイとして活動していました。すべてはみんなのため、そして、三輪とともに過ごすために。

 

 渋谷での戦いに参加させないために、三輪たちを遠ざける細工をしていました。

 仲間なのになんで相談してくれなかったのと話す三輪。

 「私が弱いから?」

 メカ丸はそうではないと否定。弱いのは自分だったと。

 弱いからやり方を間違えた。突き通せなかった。そして、大好きな人がいた。どんな世界になろうととなりで守ればいいと思っていた。

 

 「その人が守られたかったのハ、俺じゃなかったのかもしれないのニ」

 

 ここで個人的に切ないポイントは、三輪がメカ丸のことが好きだったのかどうかはわからないというところです。

 メカ丸は三輪のことが大好きでした。命を懸けるほどに。

 しかし、三輪がメカ丸のことを好きだったという描写はありませんでした。むしろ義理チョコ(電池だが)をあげていたので、もしかすると恋愛的な好きという感情はなかったのかもしれません。

 そして、それはメカ丸もなんとなく気づいていたように思います。

 だからこその言葉。

 切なすぎるだろう。メカ丸。

 

 一緒に酒飲もうぜ。

まとめ

 いや、改めて見るとほんとうにどれも素晴らしい名言。

 思い出しただけでもまた涙がでそうです。やっぱりおっさんになりました。

 七海風に言うと、あともう少し抜け毛が増えると完全に大人になれる気がします。

 呪術廻戦はまだまだ熱い展開続いています。

 夏油傑の体を乗っ取ている黒幕の正体や狙い、五条悟の封印の解き方、宿儺との戦い。

 まったく目が離せません。

 まだまだ呪術廻戦ブームが続きそうですね!

 良いマンガが読めて幸せです。ありがとう芥見さん。

 ではまた。

 

 

 

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